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借り手市場と言われる賃貸市場において、また新しい動きが生まれています。
この動きに対してデキる大家さんとしてどう対応するのか?!
考察していきます。


デキる大家アカデミーの久保です。



今日は、退去者がリーシングする時代」についてお話ししたいと思います。





というのも全国賃貸住宅新聞でオモシロイ記事を見つけたからです。





【 退去者が次の入居者を呼ぶシステム開発 】

「CouCou」β版



退去予定の入居者が、自分の住んでいた部屋をweb上に紹介投稿し、部屋を探している入居者に



実際の住み心地を伝えるサービスをリリースしたという記事です。



今までにはない、素晴らしい情報流通だなと感じました。



というのも、これまで色々な人と話をするなかで



部屋探しに対する不安で上位にくるのが、



 「実際に住んでみないとわからない」



という声です。



住むということは、継続的にその場にいる、しかも寝泊まりする、



人間にとってとても重要な活動になります。



それを、たった10−20分程度の内見で決定すようとするわけですから、



実際に生活すると、「ギャップ」がでてきます。



トライアルステイ的な方法で実際に住んでみて、契約をするか否かを選ぶのが



本当は一番いいのでしょうが、今の現在の現実世界ではそうもいきません。







このサービスでは、「実際住んでいる人の声」を発信し、そのギャップを埋めようという動きですから



部屋探しをしている方にとってはとても有り難い情報になると思います。



このサービスが普及することで、情報の非対称性の是正がすすむでしょう。





ただし、注意しないといけないことがあります。



この情報は、「あくまでもそのひと自身の主観的情報である」ということです。



全ての人に当てはまるわけではありません。



ひとつの参考情報としての位置付けぐらいに考えておくのが良いでしょう。





大家さん目線でみると下記のようなことを考えられます。



良い情報であれば良いでしょうが、悪い情報も発信されてしまう可能性があるということです。



事実であればそれを受け止め改善する等が必要でしょうし、改善すればその旨フォローアップする必要が生じます。



それをしなければ折角改善されているのに、悪い情報だけが出回っている状態になっているからです。



大家さんがやるべきルーティーンとしては下記になります。



このサイトをチェックし、掲載内容を精査する、そして対応する必要があれば実施し、フォローアップする



正直作業が増えます。



しかし、賃貸経営は「事業」です。



大空室時代を生き残るにはこの程度の作業は必要不可欠です。



 ※2015年1月時点では、対象エリアを首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)に絞って提供するそうです。

  そして順次エリア拡大していく予定とのことです。



このように、ネットを駆使したサービスがどんどん世の中にリリースされています。



いち早く情報を入手し、対応対策をとることは今後さらに重要になってきますね。





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Posted by デキる大家さん  at 20:10   │  comments:(0)  │  



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